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2025/06/14 12:39

「松ぼっくり」、いわゆる「松かさ」が食べられるを聞いて、驚いた方もいらっしゃるかもしれません。一般的に松かさと言えば茶色いこちらの松ぼっくりを想像することでしょう。

 
さすがにこちらを食べるというのは、ちょっと抵抗を感じます。しかし、瑞々しい果実のような松ぼっくりだったら……?それが青ぼっくりです。青ぼっくりについての詳しい解説と効果効能、そして、青ぼっくりの活用方法も併せてご紹介します。

青ぼっくりとは?


若い松かさのこと。青ぼっくりというのは一般の通称です。毎年6月~7月頃にできる松の果実ともいうべき存在です。

青ぼっくりは、この季節しか採取できないものです。松はいろんな効能があるのですが、松ぼっくり(松かさ)は特に神経系に効果が優れているそうです(書籍「松葉健康法」より)。この時期ならではの青ぼっくり。もっと活用していきたいです!

 

ちなみに青ぼっくりが茶色い松かさになり、その間に種ができます。だから、青ぼっくりは子孫を残すためにできるものです。だからでしょうか?あまり若い木には青ぼっくりができません。ある程度成長した松の木に松かさが生ります。人間なら10代後半から子供を産める身体になっていく。それと同じなのでしょう。

 

 更に調べてみると、青ぼっくりには、松葉より生命力の高さを感じる栄養がぎゅーと詰まっています!

  • 抗酸化力アップ
  • 免疫力を高める
  • デトックスにも効果を発揮

 

では、青ぼっくりの活用方法をご紹介します。




青ぼっくり活用方法


①青ぼっくりチンキ

青ぼっくりを洗って、清潔な瓶の中へ。氷砂糖あるいは、砂糖(わたしはてんさい糖を使いました)を入れます。そこにホワイトリカー、焼酎などを加えて栓をします。砂糖の量は青ぼっくりの半分~同量。酒類は1.5倍です。ちなみに松葉酒を作る際、毎日一回は栓を開けます。瓶に溜まるガスを逃がすためです。青ぼっくりの場合も同じようにしたほうがよさそうです。

ぼっくりが浮いてきたら完成です。3週間~1か月程度でしょう。水や炭酸水で割っても飲んでもよし、精製水で薄めて化粧水替わりにも!


②青ぼっくりはちみつ

青ぼっくりを洗って乾かしてから、瓶に青ぼっくりと砂糖を少しづつ重ねます(ミルフィーユみたい?)。砂糖は青ぼっくりの1.5倍の量です。

今回、青ぼっくりを計ったら180gでした。

なので、砂糖(今回はてんさい糖)は270g。

最初、瓶に青ぼっくりを詰めたら、入るのでこの瓶でokね~なんて高をくくっていたら、入らない、入らない(笑)そりゃ、450miの瓶に青ぼっくり180gとこの量の砂糖……無理でしたわ。結局2瓶に分けてちょうどでした。

冷暗所に置いておくと、だんだんと液体状になっていくそうです。できたときの感動の動画はこちら!


青ぼっくりの可能性は無限大


青ぼっくりは季節が限られていることもあり、松葉ほど活用されていないし利用も限定的です。しかし、種を内包する果実ともいうべき青ぼっくりは、松葉より多くの栄養が詰まっています。この時期ならではの青ぼっくり、いろいろ試してみたいものです。